バガヴァッドギータは、ヨガの聖典です。日常の起こりえるすべての問題やストレスを解くヒントがあり、一生を通じてぶつかる苦悩を軽減する方法がかかれています。バカヴァッド・ギータはサンスクリット語で書かれた神の詩です。神の化身クリシュナと戦士アルジェナの会話で始まります。マハバータラの戦争(紀元前3000年ころ)で起きたことを題材にしています。低次元の意識カウラヴァと高次元の意識パンダヴァの戦いで、クリシュナの助言により高次元の意識が勝利します。18章700節から成り立ち、1-6章はカルマヨガについて、7-12章はバクティヨガについて、8-18章はニャーナヨガヨガについての説明です。

第1章

アルジェナの悲しみのヨガ

(欲望や執着に囚われるものは、義務を果たせない。不調和(敵を倒すことと、親族を守ることによる雑念)がカラダ、精神、知性、道徳、魂を不均衡にします。)

第2章

知識のヨガ

(絶対的存在アートマンの認識が苦しみを救います。二元性を超え傍観者になり、3つのグナの影響も受けないです。これらを超え、結果に期待しない行動をとることをクリシュナは、アルジェナに勧める。至高の意識と自分を同一視することを教えます。)

第3章

行動のヨガ

(結果を期待せずに行いをする人は、カルマヨギ。自分を行いをしている人と同一視せず義務を果たします。自己中心的な行いを持たない行いは超意識に繋がります。欲望が正しい識別心と理解を失くし、間違った行動を起こします。サットヴァは人は善悪の行動を識別できます。ラジャスな人は、カラダや行動と同一視し、自分が行っていると感じます。タマスなひとは、無知で腰が重く眠っています。問題は、直近の感覚によって心が外を向くことです。ココロは本来、幸せを追求します。無知だから、幸せを感覚から得ようと外に向かいます。ココロがその源の超意識に戻されると、幸せに満たされれます。)

第4章

叡知のヨガ

(世の中から何も期待しないものは、常に幸せです。真の知識は自己の認識、純粋な意識の中にあります。行動の結果に執着せず、瞑想する人は世の中に束縛するものはありません。真の自己は行為にも無行為にも関係せず切り離されています。個の中で真の自己は起きているときも、夢を見ているときも、深い眠りにいるときも、目撃しています。すべての生活で、行動の自覚をもって行うものはすべての行動においての真の行為者で、行為に束縛されません。)

第5章

行動を放棄するヨガ

(上位の思考に満ち溢れて汚れがなく善と悪に違いはないことを知っています。真実を知る人にとって物事の好き嫌いはありません。感覚はいつも終わりと始まりがあり苦痛のもとになるので、感覚からもたらされることには幸せを感じません。欲望からもたらされる情欲や怒りをコントロールしうる人はラジャスをサットヴァに吸収して意識、思考、感情を空する人はヨギと呼ばれます。瞑想は思考を眉間に集中しリズミカルな呼吸、超意識(本当の自分)は究極的にすべての犠牲、荒行を楽しんでいるのだという知識によって思考をコントロールします。心を落ち着かせれば最高の平和を得ることができます。放棄、物事に執着しない精神があらゆるヨガの基本です。自己から解放された行動は自然と世界と一つに繋がることをもたらします。)

第6章

瞑想のヨガ

(カラダ、こころ、感覚をコントロールできる人は、喜びや苦しみ、暑さ寒さ、名誉不名誉などの状態でも平穏で喜びの中にいることが出ます。瞑想が超意識を得る方法でありそれが全てのヨガの目的です。カラダ首頭を真っすぐにし快適な姿勢で座り眉間に集中して心を統一します。思考と感覚をコントロールするには魂を浄化する瞑想を練習します。瞑想によって心が抑えられると真の自己を認識します。ココロの調和したヨギはあらゆる生き物に自己をみ、自己の中にあらゆる生き物を見ます。永続した瞑想で超意識を経験した人は多様性が統一されすべての欲望が終わりを迎えます。)

第7章

叡知と神(超意識)の認識のヨガ

(3つのグナにより、自分を心、感覚、カラダでできていると認識しています。心、カラダ、感覚と超意識(宇宙意識、自然)を調和することが大事です。心を集中し瞑想を続けると思考がなくなり宇宙に広がる意識を経験します。この経験をすると宇宙意識との一体感を認識します。マヤとは幻想です。この世の幻想、2元性(好き嫌い、喜び悲しみ、幸せ不幸せ、成功失敗)に囚われていると宇宙意識との一体感は起こりません。生涯において宇宙意識を認識できないと、次の生に引き継がれ輪廻はつづきます。2元性に囚われ生きていきます。)

第8章

不滅のブラフマンのヨガ

死に及び最後の思考が次の転生を決めます。これがいつ起こるかわからないのでいつも瞑想をし宇宙意識を認識しておく必要があります。真の自己を認識するには、眉間に意識を集中します。背筋と首を真っすぐにし快適に座ることにより身体に調和をもたらしカラダの隅々までプラーナを流します。アジュナチャクラ(第六チャクラ)に精神を集中すると感覚と心は落ち着きます。

第9章

王の科学、秘儀のヨガ

宇宙意識無くして何物も存在しません。私たちは宇宙の創造者で、維持者で、破壊者で、世界の誕生と滅亡にかんしては執着もしない中立の立場をとる目撃者です。

第10章

神の栄光のヨガ

宇宙意識が森羅万象のもとです。

第11章

宇宙現象のヨガ

瞑想だけが無知を終わらせます。

第12章

献身のヨガ

第13章

土地(肉体)と土地を知る人(魂)の識別

第14章

3つのグナの分離

第15章

至高の魂のヨガ

第16章

神性と魔性のヨガ

第17章

三種の信仰のヨガ

第18章

放棄による解放のヨガ